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2026.10.26
10月30日は「香りの記念日」(横須賀・三浦・湘南版)

10月30日の「香りの記念日」は、1992年に石川県七尾市で開催された第7回国民文化祭「世界の香りフェアin能登」を記念して制定された。七尾市周辺は大陸との貿易船の寄港地として栄え、古くから香り文化が根付いていた背景がある。
日本の香りの歴史は、6世紀に仏教とともに香木が伝来したことに始まる。仏前を清める「供香」から貴族や武士の間へと広がり、室町時代には香りを鑑賞する「香道」が確立された。さらに茶の湯との融合や、江戸時代における線香製造技術の渡来によって、お香文化は全国へ拡大した。
葉山芸術祭や文化の日に「しおさい公園」の茶室でお茶会を開催している吉村宗智先生によれば、茶道におけるお香は空間を清めて心を静め、季節を演出する重要な役割を持つという。主な香作法には、灰や炭で香木を間接的に温めて豊かな香りを空間に漂わせる「空薫(そらだき)」や、伽羅や沈香など6種の香木から種類を聞き分ける「聞香(もんこう)」などがあるとのこと。


