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2026.07.17
【みうらんワールド】山室眞二の薯(いも)版画〈かまくら博物誌〉開催中(2026年7月17日号横須賀・三浦・湘南版)

今月のみうらん隊は鎌倉の谷戸に佇む県立近代美術館 鎌倉別館へ。鎌倉市在住、50年以上にわたり薯版画を独学で創作、その表現を深めてきた山室眞二さんの企画展を見学させていただいた
●静けさの鎌倉別館
鎌倉駅から小町通りを抜け、鶴岡八幡宮を右に見ながら北鎌倉方面へ。上り坂の先にある「県立近代美術館 鎌倉別館」は周囲の緑と美しい調和を見せつつ、存在感のあるデザイン。野外彫刻が展示される庭園に面したカフェも併設されている。
1951年に日本初の公立近代美術館として鶴岡八幡宮の境内に開館した「神奈川県立近代美術館」。この鎌倉館は2016年に閉館後、県の重要文化財に指定され「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として運営され、「鎌倉別館」は1984年に、展示と収蔵スペース拡充のため、大髙正人設計で新設された。
●作家・山室眞二さんの作品が一堂に!
学芸員の方の説明で9月27日㈰まで開催中の企画展「山室眞二の薯(いも)版画〈かまくら博物誌〉」を見学。50年以上にわたり、じゃがいもを版とする薯版画の表現の可能性を追究、進化させてきた作家・山室眞二さん(1939年生)。鎌倉で出合った花や鳥、草、虫など、身近なものをモチーフに数時間しか使えない版を丹念に重ねて制作された作品など約300点が揃う。
薯版画のほか造本、装幀した書籍に加え、親交のある志村ふくみさん(1924生、染織家・随筆家、人間国宝)の100歳を記念し、志村さんの著述から引用された文章と、そこから着想されたイメージが10㌢四方の紙に薯版で刷られた新作《百葉筥(ひゃくようばこ)》も必見。
小さなものへの慈しみを薯版に彫り、色をつけて摺る詩情豊かな山室さんの作品に魅了されるひととき。
山室眞二の薯版画〈かまくら博物誌〉10組20名さまをご招待!
ご希望の方は、ハガキまたは、トップページのプレゼント応募フォームからご応募ください。 郵便番号・住所・氏名・年齢・本紙感想を記してご応募ください 【宛先】〒231-0014 横浜市中区常盤町1-1 宮下ビル7階 はまかぜ新聞社「7/17号みうらん係」 ※7/24(金)消印有効。当選発表は発送をもって代えさせていただきます


