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2024.12.25

美濃屋あられ製造本舗 新年初売り‼(2024年12月27日号中区・西区版)

美濃屋あられ製造本舗 新年初売り‼<br>(2024年12月27日号中区・西区版)

 永谷園のお茶漬けに入っている長い方のあられを製造している美濃屋あられ製造本舗。地元で長年愛されてきた同店の小港にある直売所で、今回は1月4日(土)に地産地消イベント・新年初売りが開催される。人気の三浦の新鮮野菜や無料でふるまわれる〝持ち帰れるお汁粉〟は午前中には無くなってしまうこともあるので、是非早起きして出掛けて欲しい。

地元横浜の名店美濃屋あられ製造本舗

 創業者・小森幸雄さんが横浜のあられ屋さんで修業後、昭和4年(1929年)に独立以来、もち米100%のあられ・柿の種を造り続けている美濃屋あられ製造本舗。長野県で専用に醸造された濃口醬油を使用した柿の種は、地元客のみならず海外の方まで多くの人に好評を得ている。古くから塩、ざらめ、海苔といったいわゆる〝定番の味〟以外にも積極的に商品開発をし、少量多品種にラインナップすることで、たくさんの方に楽しんでいただけるあられ・柿の種を作ってきた。中区・小港にある直売所では、定番商品のほか、バジリコ、チーズ、スパイシー、横濱ビア柿、横浜ナポリタンといった横浜のあられなど、常時40種以上のあられ・柿の種を販売。食べて美味しいだけでなく、〝食べて会話が弾む商品作り〟をコンセプトに商品作りを続けている。

 

初売りで美味しい物をゲットしよう!

 そんな美濃屋あられ製造本舗では毎年開催される地元横浜の商店や飲食店、農家さんなどと共同して地産地消イベント・初売りを今回は1月4日に開催する。2025年の出店予定は、三浦の農家さんの野菜販売、地域循環型マルシェ・夕方マルシェ、戸塚のよこはま豆腐工房さん、革小物・どりいむさん、鎌倉のパン屋さん、十日市場のアルコールケーキ屋さん、地元飲食店、横浜ビールなど。コロナ前は地産地消の豚汁をふるまっていたが、現在では4代目を務める現社長の奥さまの実家・浜松のあんこ会社で作った〝パウチした〟「お汁粉餡」と、美濃屋あられ製造本舗の素焼きの「ぶぶあられ」を組み合わせた〝持ち帰れるお汁粉〟が、先着100家族に無料でふるまわれ毎年大人気となっている。

 4代目社長・小森健太郎さんは「イベントを通じて出店している地元の方がたのことを知ってほしいですね。地元の繋がりとか地元の食材とかを応援して発信していきたい。地域の繋がりができたらいいと思っています」と思いを寄せた