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2022.09.02

「理科ハウス」にて9月26日(月)まで「色でつながる」展開催中(2022年9月2日号横須賀・三浦・湘南版)

「理科ハウス」にて9月26日(月)まで「色でつながる」展開催中(2022年9月2日号横須賀・三浦・湘南版)

目に見える色から見えない色まで…
「色でつながる」展開催中

 中・高校生(13歳以上)を対象にした世界一小さな科学館「理科ハウス」(逗子市池子2 ー 4 ー 8)では現在、「色でつながる」展を開催中。身近な多くの物が色や光の波長でつながっている驚きと科学の面白さに迫る。
イベントコーナーに色の題名のついた本やカラフルな鉱物などが展示されている。「鉱物をすり潰した粉がルネサンス期の絵の顔料。日本画では岩絵具の材料です。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』の青いターバンは、鉱石で高価な宝石ラピスラズリが顔料として使われているので有名です」。そんな色の話から見える色、見えない色に展開。追い求めるとその先は物理、化学、生物、地学につながっていく。
「展示を通して疑問を一つずつ解いていく楽しさを感じてほしい」と、同館学芸員の山浦安曇さん。日常でふと〝なぜかな?〟と思ったことがわかるかもしれない。
予約制で現在、土曜・日曜・月曜13時〜17時開館。大人300円、大学生100円、中・高校生無料。詳細はホームページで確認を。
☎︎046(871)6198

写真:神武寺駅から徒歩約6分にある「理科ハウス」