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2022.08.26

8月12日は「配布の日」(2022年8月26日号横須賀・三浦・湘南版)

8月12日は「配布の日」(2022年8月26日号横須賀・三浦・湘南版)

 8(は)1(い)2(ふ)という語呂合わせから8月12日は「配布の日」

 日本広告配布事業協会(JADA)が、各戸の郵便受けに広告などを投入するポスティングや街頭での配布(サンプリング)など広告宣伝における配布の役割をPRし、業界の活性化を図る目的で制定。日本記念日協会により認定・登録された。
 本紙も各戸配布を続けて今年で45周年。この「横須賀・三浦・湘南版」は現在毎月3回(1月・8月は除く)、約16万1000部を発行している。一部地域は新聞折り込みだが、最大の特徴は新聞を購読していないご家庭にも専門の配布員によって届くということ。デジタル広告の進歩の中でアナログな広告手法も温かみがあると楽しみにしてくださる方も多い。

 横須賀市の知的障がい者地域作業所「ワークショップひまわり」(田辺祐子所長)では利用者さん9名(18歳~67歳)が米が浜通り、若松町、安浦1丁目などのエリアに1450部を配布。平成24年からずっと続けている。月曜日に新聞が届くと広告を差し込み、新聞を折る作業。端がきちっと重なっているかスタッフが点検し、火・水曜日に配布。
 「きちんと許可を頂いた配布先に投函するよう、また利用者さんの安全のためにもスタッフが同行します。彼らが街に出て働くのは容易ではありませんが、地域の皆さんが応援してくださり、仕事を通して社会とつながる喜びが自信になりました。心と体に問題を抱えて来た方がこのお仕事を続けて健康になり、外に出かけられるようになったり笑顔も見られるようになりました」と田辺さん。家庭的な雰囲気で作業も進む。

写真:1部1部丁寧に本紙を折る「ワークショップひまわり」の利用者さん