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2022.06.02

「みそぎ橋を綺麗にしよう!」小学生が塗装体験(2022年6月3日号横須賀・三浦・湘南版)

「みそぎ橋を綺麗にしよう!」小学生が塗装体験(2022年6月3日号横須賀・三浦・湘南版)

「はやまクリーンプログラム」に基づく環境配慮型イベント

 5月22日、「みそぎ橋再生事業」に葉山の小学生、未就学児と親子35名が参加して塗装体験が開催された。みそぎ橋は森戸神社と海岸をつなぐ赤い橋で、鎌倉時代の故実を現代に伝える存在であり、「かながわ名橋100選」に認定されている。今回は、そんな有名な橋梁を塗り替えることができるとあって子どもたちも少し緊張気味。
この日は、地域密着で塗装・住宅リフォームを手がける(株)ヌマタの職人が事前に錆止め入りの下塗りと橋の外側の塗装を担当。子どもたちと保護者は橋の内側の上塗りを体験。「だんだん厚塗りになってきた!」「お母さんより僕の方が上手かも」など楽しそうな雰囲気の中、2時間ほどで見事に橋の美しさが再生された。
イベントを主催した一般社団法人「LOCAL INNOVATION」は逗子・葉山の青年会議所を卒業した5名が昨年、地域企業ブランディングや域貢献コンサルティングを目的として設立、今回が初の事業。同法人の一員である(株)ヌマタ代表取締役の沼田宏之さんは、「再生事業は地域資源の魅力向上につながります。子ども達が将来の仕事を考えるきっかけになれば嬉しいです。綺麗に塗るには、橋を綺麗にするという真剣な気持ちが大切です」と話した。