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2026.02.12

地域をつなぐ「金沢シーサイドFM」に注目!(2026年2月号金沢版)

地域をつなぐ「金沢シーサイドFM」に注目!(2026年2月号金沢版)

2月13日は「世界ラジオデー」/1946年の国連放送開始を記念して制定された日

 2月13日は「世界ラジオデー」。ユネスコが制定したこの日は、ラジオが持つ社会的役割や、地域を結ぶ価値を見つめ直す日だ。車内や作業中に流れる大手放送局も魅力的だが、いま注目したいのが、街に寄り添う「コミュニティラジオ」の存在。今回はその代表として、金沢区の「金沢シーサイドFM(共同代表取締役社長・松原勇稀)」に注目した。2019年の台風被害をきっかけに「地域を元気にしたい」との思いで誕生し、4年目を迎えている。
地域に支えられながらの歩みを象徴するのが、最長寿番組のひとつ「明日も笑和で!!」。弊紙社長・野平重利とナビゲーターが、区内の最新情報を懐かしの歌謡曲と共に届けている。昭和生まれの野平社長による肩肘張らない語り口は多くのリスナーを引き寄せ、誕生日にはケーキが届くのが恒例だという。また一昨年元旦に発生した能登半島地震の際には防災放送に即座に切り替え、楽しさとともに非常時の安心を支える存在であることを印象づけた。リスナーに向けて「声が大きいからボリューム下げて聞いてね」と笑顔で話す。
​ そして昨年10月に新たな風を吹き込んだのが「海辺のキャンパスカフェ BlueDoorRadio」だ。スポンサー企業である株式会社資産形成ジャパンの石井知泰社長の発案をきっかけに始まった番組で、横浜市立大学の学生とナビゲーターが進行。学生が地域の経営者にインタビューし、世代を越えた対話を通じて若者の視点から社会を掘り下げている。リーダーのゆりあさんは「金沢区には熱い大人がいる。発見と学びに満ちた時間は、聴けばきっと明日誰かに話したくなります」と熱く語る。
​ 同局の藍田局長は「どちらも丁寧に準備された番組。これからもリスナーさんに末永く楽しんでいただけるよう、よろしくお願いいたします。」と期待を寄せる。
局の強みは内容だけではない。スタッフの多くが区民で、自ら操作をこなすワンマン放送。365日生放送の体制が、災害時の迅速な対応を可能にしている。世界ラジオデーに、地域の声を地域で守り育てる力を感じてほしい。金沢シーサイドFMは、これからも地域の「今」を届けていく。

金沢シーサイドFMはこちら

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ワンマン放送時は、この部屋で音楽やトークを届ける

色紙

局内には多くの著名人の色紙が飾られている

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仲間の誕生日にはケーキが贈られるなどパーソナリティ同士の仲の良さがうかがえる