編集部のオススメ記事

2025.12.03

陸上自衛隊 久里浜駐屯地「創立75周年記念行事」(2025年12月5日号横須賀・三浦・湘南版)

陸上自衛隊 久里浜駐屯地「創立75周年記念行事」(2025年12月5日号横須賀・三浦・湘南版)

「地域の一員としてさらに信頼される駐屯地に」

 11月16日、陸上自衛隊久里浜駐屯地(久比里2 ー 1 ー 1)では創立75周年を祝う記念行事が開催され、祝賀式や訓練・装備品展示、自衛隊車両試乗、野点、制服試着、模擬売店など繰り広げられた。イベント広場では高等工科学校の和太鼓部、横須賀総合高等高校吹奏楽部・箏曲部の演奏、ダンス部の熱のこもった演技が披露され、見学者を魅了していた。
 久里浜駐屯地の歴史は古く、1939年に「海軍通信学校」として開校後、1950年に発足した自衛隊の前身である警察予備隊から続く自衛隊最古の駐屯地だ。昨年3月には、サイバーセキュリティ強化に寄与できる人材育成を担う「システム通信・サイバー学校」に改編された。式典には国会議員、地元議員、陸海自衛隊関係者などが列席、お祝いメッセージが寄せられた。
 青木圭陸将補からは「幾多の変遷を重ねながら、75周年を迎えることができたのは皆さま方からのご支援、ご協力の賜物。陸上自衛隊のシステム通信・サイバー・電磁波に関する教育訓練・研究の中核として成長することができた。地域の一員として、さらに信頼される駐屯地となるよう努力します」と挨拶があった。