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　山手西洋館は、山手本通り沿い1.4㎞に点在する７つの歴史的建造物の総称。フラワーアレンジメントとテーブルコーディネートをコラボした〝花と器のハーモニー〟は、今や横浜を代表する６月の風物詩となっている。23回目となる今年のテーマは〝～祝　７つの館によせて～〟。７つの館を華やかに彩る装飾の見どころは...。

外交官の家「七夕の祝い〜寄物陳思〜」

　山本三千子「収穫できた喜びと感謝の心を結果物に託す。そんな七夕の室礼をお楽しみください」。

ブラフ18番館 「ブラフ18 番館 100年の今昔」

　福田博子「大正ロマンに想いをはせて、サロンは和洋折衷で。ダイニングは現代のコーディネートで装飾しています」。

ベーリック・ホール「漆とガラスで彩るウエディング」

　ひがしきよみ「漆とガラスで彩るウエディング。祝いの形を和洋で織りなし、ストーリー仕立てでご覧頂きます」。

エリスマン邸 「成人を迎える子供の誕生 祝い ～想いと願いを紡ぐ～」

　浜裕子「子どもの誕生から20年。様々な行事を家族でともに祝った思い出を込めて、和と洋を融合してコーディネートします」。

山手234番館「人生の特別な節目を祝う食卓」

　鬼頭郁子「人生の特別な節目を彩り、心温まるひとときを演出できるよう、願いを込めて食卓を飾ります」。

横浜市イギリス館 「祝 開港　～西洋 文化との出会い～」

　松田千香子「〝横浜もののはじめ〟にスポットを当て、開港を機に日本に入ってきたものをテーマに館内を装飾いたします」。

山手111番館「ビジネス～祝う気持ち～」

　塩谷博子「ヘレンドの器とバラの花たちや草花で飾ったテーブルのあるお部屋で、それぞれの〝祝う〟気持ちを見つけて頂けたら幸いです」。

　〝祝〟というテーマに沿いつつ趣の異なったアレンジメントやコーディネートが楽しめるほか、7つの西洋館で各種イベントも開催。実行委員会主催の関連イベント〝今こそ知りたい年中行事〟や〝花育！ 子どものためのフラワーアレンジメント〟。期間中は使用が禁止されている一眼レフなどのカメラで撮影ができる〝写真撮影プレミアム開館〟なども興味深い。

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