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　金沢区のいろいろな場所から見える富士山。見える方向は西または西南西。冬場で空気が澄んでいて、特に早朝や夕方は富士山がくっきりと見えることが多いそう。筆者もその姿を捉えるために、野島公園展望台に３日間出向いたが、富士山の方向にだけ薄雲がかかって、富士山の写真は撮影できず、タイミング良く写真を撮る難しさを痛感。

　元旦の見事な富士山を撮影した加藤竜男さんは、「野島公園展望台から初日の出を拝むのは初めてでした。 日の出40分前に着いて、展望台の最前列で待っていましたが、初日の出の瞬間はあいにく立ち木で隠れてしまって見ることができず、残念に思っていました。 しかし、反対側へ行くと、西のかなたには雲ひとつない富士山の絶景が！ 金沢区からこんなに美しい光景を眺めることができるなんて、元旦にふさわしく本当に満足でした。 野島公園展望台、ぜひまた訪ねてみたいと思っています」とコメント。雪をかぶった姿が実に美しい。

　そして野島付近から見えた富士山の写真を撮影したのは長谷川直子さん。「野島から関東学院方面へ渡る夕照橋から富士山が撮れました。コロナ禍ずっとこのあたりは散歩コースでしたが、下を向いていて気がつきませんでした」とコメント。

　シーサイドラインの八景島駅を出て市大医学部駅に向かう途中にビューポートが、小田小学校近くの消防署前から、長浜２丁目の山の上、などの情報とともに数件あったのは「わが家から見えます」という、うらやましい方も。 　いろいろな条件がすべてそろってこそ見える富士山。日本一高い山である富士山は、富の象徴や高い目標を意味するとのこと。日本人が愛してやまない富士山が見える金沢区、海と山、自然の魅力がいっぱいだと感じた。