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「まるで宝探し！」親子で頬張る焼き芋は最高！

　無農薬・無化学肥料の農園「SHO FARM」では取材時「さつまいも掘り」真っ盛り。緑豊かなさつまいも畑で農園の仲野翔さんに伺った。
皮まで美味しく食べられるさつまいも作りは、「土が豊かになる緑肥という植物を育てることで、土壌環境が良くなります。雑草や落ち葉もさつまいもの周囲にしいてあげると微生物が増え肥料を使わずに収穫できます」。
　さつまいも掘りは「宝探しみたい」と言いながら縦横無尽に這ったツルを引きはがして根元を探す。親子で力を合わせて掘り上げ、「ぷりぷりのがとれたよ〜」と満面の笑みを見せる５歳の鈴木洋太君。母親も「10㎏の芋は親戚に配り、家ではお味噌汁やご飯に入れたりして楽しみます」と嬉しそう。この日収穫した品種はホクホクした食感の「紅あずま」。濡らした新聞紙とアルミホイルでさつまいもを包み、焚き火で30分程焼いて甘くて美味しい焼き芋が完成した。

みんなの畑の収穫祭

　葉山町堀内で活動しているみんなの貯筋実行委員会が、「みんなの畑」を２０２０年に設立。数カ所で借りた畑や庭に園児や連携団体の方たちとさつまいもの苗を植えた。「収穫したお芋を竈門で焼いて、地域の人々も一緒に食べる焼き芋は格別に美味しくて、子どもたちも大満足です」と話すのは、同会代表の清水明絵さん。
　「みんなの畑」は徐々により多くの野菜を作り収穫祭も開催。この催しは昨年から堀内互近助プラットフォーム（連携団体コラボ活動）が主催する「ほりうち地域交流会」へ発展。今年は10月30日に「町制１００周年記念事業」として開かれ、多くの人が焼き芋を楽しみ、体操やウクレレ演奏会、防災講話にも参加して交流を深めた。
　畑の活動はSEE THE SUN（堀内８１０）にて主に第１月曜日と第３水曜日の15時30分〜17時に行っている（変更あり）。