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2024.08.07
「金沢まつり花火大会」50回目のアニバーサリー(2024年8月9日号金沢版)
第49回金沢まつり花火大会 フォトコンテスト
花火大賞 元村 晶滋さん 撮影
金沢区民にとって特別な「金沢まつり」花火大会が、節目の50回目をむかえる。昨年はコロナ禍により4年ぶりの開催となり、来場者は約25万人となった。夏の終わりを飾る“金沢の花火”を楽しもう。
このイベントは、毎年8月の最終土曜日に行われており、区民の祭りとしては横浜市でも類を見ない規模。多数の企業や団体、町内会などからの協賛金や、区民からの募金により支えられている、まさに「金沢区民が自ら作るお祭り」となっている。
花火の打ち上げ数は昨年と同じ約3500発を予定。材料費などの物価高騰により、支出が収入を上回っている状況となっていてそのため、今回は初の試みとしてクラウドファンディングを活用し、多くの方々に広く支援を呼びかけ、金沢まつり花火大会の開催と継続を目指している。目標金額は100万円。支援のリターンとして、金沢ブランドの詰め合わせや、花火観覧席、金沢区幸せお届け大使「ぼたんちゃん」グッズ、そして地元のコミュニティーFM“金沢シーサイドFM”番組出演権など変わり種を用意した。「おかげさまで、7月末の段階で目標金額の100万円を超える支援が集まっています。引き続き応援をお願いします」と金沢まつり実行委員会の事務局よりコメント。
海辺で砂浜から間近にみる金沢まつりの花火は、毎年別格! 今年もスターマインやお祝いを表現する企画花火など、さまざまな花火が海の公園沖から打ち上げられる。打上・演出は横浜山田の花火が担当。最大の8号玉(24㎝)花火の直径は、なんと250mにもなるそうで、まさに夜空に咲く大輪の花。かわいらしい「ぼたんちゃん花火」も見逃せない。どんな花火がどの順番で上がるのかは、8月中旬に発行されるプログラムに掲載される。このプログラムは、区役所をはじめ、各地区センター・コミュニティハウス・ケアプラザなどに配布されるので、ぜひ手に入れて楽しもう。12時~20時までは、海の公園内にて地元の美味しいお店も多数出店予定。
今年も多数の人出が見込まれる。海の公園周辺道路の交通規制が18時30分から21時(予定)まで行われるため、車での来場は控え、電車の利用を呼び掛けている。安全に気を付けて夏の思い出を作ろう!
第50回 金沢まつり花火大会
【日時】8月24日(土) 19時〜20時
【場所】海の公園 ※小雨決行・荒天中止