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「きれいな青紫色の花が咲いてうれしい」

　本紙、２００７年７月６日号で『植木鉢のジャカランダが咲いた』という記事を紹介した。連絡を下さったのは横須賀市の渡辺洋一、由紀子夫妻で、南アフリカ・ダーバンで咲いていたジャカランダの種を友人から分けてもらい発芽させ、５年で花が咲いたという記事だった。
今回はそのジャカランダが公郷６丁目公園で初めて５輪咲いたとお知らせをいただいた。渡辺さんは植木鉢を置いていた屋上の行き来が困難になり、17年前に３本を友人達にもらってもらい、１本は同公園に移植した。
公園を管理しているあじさいサークルの代表、重野国弘さんは「市から配布される花苗や種を会員８名で植えたり、草取りをしてきれいにしていますが、毎年ジャカランダはいつ咲くかと話題になっていました」と話す。「主人は今年亡くなってしまいましたが、今年はいつもより葉っぱが多く、きれいな青紫色の花が咲いてうれしい」と由紀子さん。「来年はもっと花が咲くかも」と皆さんの楽しみが増え、一段と顔がほころんでいた。

※写真：高さ約7mに成長したジャカランダの前であじさいサークルの皆さん