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　「今年は５月14日に飛び始め、５月26日は１１０匹確認されました。ホタルの棲みやすい環境を造ったので昨年よりも多いですよ」と、笑顔で話すのは、「いけがみほたるの会」会長の小出和弘さん（77）。ホタルを観察できるのは横須賀警察署池上交番の裏手にある平作川「池上ふれあい下水道」の遊歩道で、６月10日頃まで。
　同会は12年前からゲンジボタルの生息環境を整えて保護活動を続けている。地道な活動が定着して、近隣住民もホタルの飛び交う19時から１時間ほどは灯りを消してくれたり、池上小学校では３年生の環境学習に取り入れ、観察のマナーも深まった。見学自由。懐中電灯は禁止。

【問い合わせ】☎090-3317-5781

写真：ゲンジボタルの保護活動を12年続けている小出さん