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手塩にかけたヤマアジサイ２５０品種を展示

　楚々とした姿に多くの人を惹きつけるヤマアジサイは小ぶりで花の色、形に変化が多く国内では８００種以上自生している。「第24回 日本の自生アジサイ展」が５月23日（火）から28日（日）まで9時から16時半（最終日は16時まで）、大船フラワーセンター（鎌倉市岡本１０１８）、第一展示場で開催される。主催はヤマアジサイをこよなく愛する「鎌倉アジサイ同好会」（前川英吉会長）。２５０品種、３２０鉢が展示され、会期中にアジサイの育て方や品種の講習会を５回実施する。
アジサイを世界に紹介したのは医師として１８２３年に来日したシーボルト。日本原産のアジサイを帰国時に持ち帰り、品種の一つに日本人妻の「お滝さん」の愛称「オタクサ」と付けた。大船フラワーセンターの植栽場で開花予定だ。今年はシーボルト来日２００周年にあたるので思いを馳せてみては。入場無料（フラワーセンターの入場料は必要）。

◆問い合わせ：鎌倉アジサイ同好会（加藤）☎︎０９０（２２１５）６９０３

※写真：ヤマアジサイ　イヨノジュウジセイ（伊予の十字星）