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2023.03.10

潮見表をチェックして海の公園で潮干狩り!(2023年3月10日号 金沢版)

潮見表をチェックして海の公園で潮干狩り!(2023年3月10日号 金沢版)

横浜で唯一の海水浴場をもつ、海の公園。実は人工的に作られたもの。約1㎞にわたる砂浜は、千葉県から運んだ砂が使われている。3月の末あたりから夏休み頃までは潮干狩りが楽しめる。

①潮干狩りはどうして春先からなのか
 春に一番潮が引くという事と、アサリが産卵を前に丸々と太り、美味しい季節でもあるので。あとは最新の干潮時刻表をチェックするのもお忘れなく。今年の海の公園での潮干狩り、まずは3月24日から28日までの5日間がおすすめ。

②海の公園情報
 海の公園での潮干狩りは、入場料も持ち帰り料も無料。そんな訳で毎年多くの人々が訪れている。アサリは天然物なので、毎年どのくらいのアサリが取れるのかはわからない。ただ原田さんによると「今年はアサリが少ない…」という情報が。「あまり過度に期待しないほうがいいです」とも。

③服装と道具
 原田さんの服装を参考に、まずは帽子。「春の日差しや紫外線に気を付けて。タオルで襟足を覆い隠して保護をする。これだけで疲労感が全然違いますよ」。春先はまだ風が冷たいのでレインウエアの用意を。足元はウォーターシューズ、大人も子供も着替え・下着類の準備をしておくと安心。そして忘れてはいけない道具がクマデ。「金属製がおすすめ。100均でも購入できますので、1人1本ずつ用意しましょう」また貝を入れるアミは「口の輪が水に浮くプラスチック製のものがいいです。海水に浮かぶので。バケツは浮いて流れちゃうこともあるので要注意です」。

④貝の採り方
 海の公園で採れる貝は数種類。お馴染みのアサリ、そして独特な形のマテガイ。「マテガイはフライがおすすめ。この貝はずっと昔からいました。」塩を使って取る方法は見ていてもおもしろい。

⑤ ルールを守って楽しい潮干狩り
 一人が一度に採れる量は2㎏まで。2㎝以下の小さい貝はとってはいけない、大型の器具を使っての採取も禁止。海の公園のアサリはすべて自生。将来にわたって生物資源としてのアサリを保護し、楽しむには皆さんの協力が必要だ

2023年 干潮時刻表【横浜 根岸】
こちらをクリックして飛ぶと、3月〜8月の干潮時刻表が出てきます。潮干狩りが楽しめる時間帯は、最大干潮(黒地に白文字の時刻)の前後2時間を目安。
アサリマークがいっぱいある時刻がおすすめです!

問合せ:海の公園管理センター ☎045(701)3450


潮干狩り超人 原田さんのHP