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2022.12.23

浦賀を舞台に愛らしい猫を描いたハンカチーフが話題(2022年12月23日号横須賀・三浦・湘南版)

浦賀を舞台に愛らしい猫を描いたハンカチーフが話題(2022年12月23日号横須賀・三浦・湘南版)

横須賀市のふるさと納税の返礼品に採用

 浦賀の風景の中に猫が溶け込んでいるハンカチーフが斬新なデザインで評判となっている。「浦賀ドライドッグ」「叶神社」「浦賀の渡し」を舞台に趣の異なる猫が登場、猫につられて浦賀に触れるという物語性のあるハンカチーフだ。
絵を描いたのはファッションデザイナー、イラストレーターとして活躍する栗原君古さん。仕掛人は横浜スカーフ製造販売会社の中島英博さん。浦賀在住の中島さんは、浦賀の知名度が低いことを危惧し、昨年暮れ、栗原さんを浦賀に案内した。
「叶神社の名前に感動、素敵だと思いました。ドライドッグの意味もポンポン船も知らなかったけど魅了され一気に描き上げました」。出来上がったハンカチーフは横須賀市のふるさと納税の返礼品に採用された。
栗原さんが猫の絵を描き始めたのは15年前。近所の方がペルシャ猫の親子4匹を置いて引越しをしてから。「私の家には病気の猫がいたので外で食べ物をあげていたら20匹位に増え、“ご飯をあげないで”と近所の方に言われ、途方に暮れていた時、ボランティアの方が里親を探してくれました」。そのため保護猫の原画や絵本の収益金は、ボランティアの活動費に寄付している。
「大判のハンカチーフは冬は首回りの寒さ除けに、夏は日除けに、また額に入れてインテリアにもなるので生活の中で使ってほしい」と中島さん。エルマール浦賀テラスカフェでも販売している。
☎︎046(874)7711