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2022.09.23
アニメーターを目指す矢吹花怜ちゃん
(2022年9月23日号中区・西区版)
横浜発の若き才能
アニメーターを目指す矢吹花怜ちゃん
花怜ちゃんがオリジナルの絵本を書きだしたのは、小学校1年生の夏休みからだった。第一作となった「ファレッド」は、なんと2週間で書き上げたと言う。それまでは元々ある昔話などを題材に、紙芝居を自作しては、お母さんや絵の上手なおじいちゃんに披露していた。「小さい頃からアニメが好きで、自分でキャラクターを作って動かしていました。自分で物語を書くときは、レギュラーメンバーを決めて、それ以外のサブキャラクターを作ってまとめます。全体は最後にまとめる感じです」。
お母さんに話しを聞いた。
「あまり読み聞かせをした記憶はありません。字が読めない頃から、絵本を見ては自分なりの物語を作っていました。そして物語が出来上がると、私にお話ししてくれていました」。
ウォールペインターで画家のロコ・サトシさんが主宰する「アートQ」には小学校1年生の時に誘われて参加。元々お父さんが知り合いで、それ以前もワークショップに通っており、そこで才能を見出されてのことだった。 現在中学3年生の花怜ちゃんは、もっか美術高校に進学するべく受験勉強中。高校に上がったら最近のアニメによく使われている3DCGにもチャレンジしたいと言う。
「将来はアニメーターになりたいです。自分で作った話しをアニメにしてみたいです」。また、「友達が声優を目指しているので、一緒の作品に関われたらいいなと思っています」と夢を語った。