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2021.10.28

10月31日は「ガスの記念日」

10月31日は「ガスの記念日」

 1872(明治5)年10月31日(旧暦の9月29日)に横浜の馬車道に日本初のガス燈(ガス燃料の燃焼による照明)が灯った。その100年後、1972年に日本ガス協会はこの日を「ガスの記念日」と定めた。文明開化の地、横浜では1871年に実業家の高島嘉右衛門がフランス人技師のアンリ・プレグランを招き、翌年に横浜瓦斯会社を設立。馬車道、本町通り等にガス燈が灯った。
横須賀中央の商店街の中心にもガス燈がある。1989(平成元)年11月、東京ガスから寄贈を受け、大滝商店街振興組合が街のシンボルとして旧さいかや前広場に2基設置、維持管理を続けている。同商店街でお店を構え、設置当時に副会長を務めた品川哲朗さんと西俊彦さんに回想していただいた。
「汐入の大規模商業施設オープンに際し、商店街の活性化のためにガス燈を設置しようということが決まり、2人で横浜のガス燈を見学に行きました。ガス燈と同時に間に時計塔も設置。塔の上には黒船が置かれ、時間になると音楽が流れて人形が踊り出すからくり時計でした。当時は11月に記念のコンサートなどが開かれて賑やかでした」と話す。今はからくりの仕掛けはなくなった。
ガス燈も一時期、塩害のため点灯を中断していたが、2007年、市政100周年を機に再点灯。ノスタルジックな灯りが横須賀の街を照らし続けている。